ITは広告、小売以外に手を出すな
DRAM世界5位の独キマンダが経営破綻 価格下落で痛手
【フランクフルト=後藤未知夫】代表的な半導体メモリーであるDRAMで世界5位の独キマンダは23日、ミュンヘンの裁判所に破産手続きを申請して経営破綻した。世界同時不況に伴うDRAM価格下落で業績が悪化する同社に対しては昨年末に公的支援の枠組みが固まったものの、市場が冷え込むなかで資金繰りが一段と悪化した。欧州を代表するDRAM大手の破綻は半導体産業の経営環境の厳しさを浮き彫りにした形だ。
キマンダは独シーメンスが分離した半導体会社の独インフィニオンテクノロジーズのメモリー部門が2006年に子会社として独立。昨年6月にはDRAMで世界3位の日本のエルピーダメモリと次世代品の技術・開発などで提携した。
昨年12月には工場が立地する独ザクセン州やポルトガル政府などによる3億2500万ユーロ(約375億円)の融資支援と、独連邦・州政府による信用保証に合意したと発表していた。だが支援の詳細が決まる前に資金繰りがつかなくなったという。近く管財人が事業継続の可否などを判断することになる。 (00:22)
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