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2007年10月 1日 (月)

排出権取引(9点)

西友が環境配慮商品、売り上げから排出権を購入。(2007/09/22)

 西友は消費者の環境意識の向上を呼びかける商品を販売する。まず十月に綿一〇〇%のマイバッグを発売。はしや水筒なども売り出す計画だ。「カーボンオフセット」と呼ばれる取り組みの一環で、該当商品の売上高の一部が二酸化炭素(CO2)の排出権購入に充てられる。流通業界ではイオンやミニストップもこの取り組みに賛同している。

 マイバッグは「環境優選みんなのバッグ」の名称で十月下旬に発売する。縦三十七センチメートル、横三十六センチメートルの大きさで、価格は三百九十七円。売上高の一%を日本カーボンオフセット(東京・港)に渡す。日本カーボンオフセットは排出権を購入し、国に無償で譲渡。温室効果ガスの排出目標達成に貢献する仕組みだ。

【読み方】
簡単に言うと排出権取引は京都議定書に基づくCO2の削減目標に対して企業も積極的にこの目標に貢献し始めている。カナダがいきなり脱落というショックが伝わったり、米国が新しい枠組みを提案したり、まだ不明確な分野ではあるが、ここにビジネスチャンスを見出し、商社、金融機関がマーケットに参集している。排出権のマーケットを創設される勢いである。その価格形成については市場の必要性が高く、またヘッジや投機といった参加者の行動も近い将来に活発化するであろう。取引の具体的内容等に注目していきたい。

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2007年9月25日 (火)

ソフトウェア (8点)

ソフト開発費回収多様化・ゲーム各社、高騰に頭痛める

 ゲームソフト会社が開発資金の回収方法を多様化させ始めた。セガは映画公開と連動したソフトを開発、キューエンタテインメント(東京・目黒)はソフト本体を無料とし、ゲームの進行に使う道具(アイテム)をネット上で販売する多人数参加型ゲームを始める。ソフト開発費の高騰がゲーム各社の経営を圧迫しており、回収機会を増やして収益を最大化する新しいビジネスモデルを模索している。

 キューエンタテインメントは今冬、パソコン向けに開発したゲーム「エンジェルラブオンライン」を、プレイステーション3(PS3)向けに提供する。複数のプレーヤーがネットを通じて参加するロールプレイングゲーム(RPG)で、ソフト代金や利用料金は無料。ただ、武器や薬など様々なアイテムを有料で入手すればゲームを有利に進められる。(09:35)

【読み方】

IT業界のコンテンツ化と理解したい。ゲームソフトのみならず、OSを含むパッケージソフトウェアは年々無料化し、プロ向け以外は金額が低下している。それは誰もが簡単に作れるようになったことと、ノウハウが普遍化し、作るための必要能力が低下したこと、競争が激化したこと等により、ソフトウェアだけでは儲けられなくなってきていることによる。今後できのいいインフラにコンテンツを載せて、できるだけ多くの顧客を集めることにビジネスモデルは変質していく。また普遍化されていない先進的な技術が、そのコンテンツを盛り上げる形となっていく。

IT業界の成長株は技術力&コンテンツ力を備えた会社といえる。

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