メディカルは安定成長
旭化成メディカル、バイオ医薬品用ウイルス除去膜を増産
旭化成の医療機器子会社、旭化成メディカル(東京・千代田)はバイオ医薬品の製造工場で使うウイルス除去フィルター事業を拡大する。2009年度末までに約20億円を投じて組み立て工場を新設、生産能力を2倍に高める。製薬会社がバイオ医薬品の開発を強化しており、製造工程用の部材も今後需要が拡大すると判断、増産体制を整える。現在約70億円の売上高を早期に100億円規模に拡大する。
生産能力を増強するのは極細の中空糸の膜を束ね、筒状の容器に詰めたフィルター「プラノバ」。ヒトの免疫機能を活用した生物製剤である抗体医薬などバイオ医薬品の製造工程で、製剤内に含まれるウイルスを除去するのに使う。現在は宮崎県延岡市の工場で紡糸工程と組み立てを担っており、生産能力はフィルター表面積換算で4万平方メートル。(07:00)
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