米国債
米国債保有、中国の伸び鈍化 価格下落を懸念
【北京=高橋哲史】米財務省によると、1月末の中国の米国債保有残高は前月末に比べ122億ドル増の7396億ドル(約73兆円)だった。前月末比の増加額はピークだった昨年10月末の659億ドルより8割減った。中国では米国債の価格下落を警戒して「これ以上の購入をやめるべきだ」との世論が台頭。市場では「中国はすでに米国債の購入を絞り込み始めた」との観測も浮上している。
中国は昨年9月末に日本を抜いて世界最大の米国債保有国になった。外貨準備の運用を安全資産である米国債に傾けたためだが、米国は景気対策で国債を大量発行しており、価格下落リスクが指摘されている。温家宝首相は13日の記者会見で、米国債の安全に関し「正直言って少し心配している」と発言し、波紋を広げた。 (08:38)
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